静止転倒荷重 - フルターン | 12,300 kg |
---|---|
バケット容量 | 2.6 - 9.5 m³ |
丸太グラップル | 1.3 - 2.4 m² |
操作重量 | 18,500 - 21,600 kg |
掘削力 | 173.5 kN |
エンジン | Volvo D8J (Tier 4f / Stage IV) |
最大出力 - 回転数 | 1,500 rpm |
...ISO 14396 gross | 203 kW |
... ISO 9249、SAE J1349 ネット | 203 kW |
最大トルク - 回転数 | 1,450 rpm |
...ISO 14396 gross | 1,345 Nm |
…SAE J1995 グロス | 1,320 Nm |
... ISO 9249、SAE J1349 ネット | 1,317 Nm |
タイヤ | 23.5 R25、750/65 R25 |
新型のボルボエンジンは、作動中に自動的にエンジン再生を行うため、停車する必要がありません。このエンジンはまた、燃料プライミング用の新型の電気式ポンプも装備しているため、従来の手動式ポンプよりもすばやくプライミングを完了できるようになっています。そして燃料がエンジンに到達すると、新型の固定燃料フィルターが活躍してクリーンな燃焼が実現します。これらにより、水が確実に分離されるだけでなく、エンジンの整理間隔を1,000時間まで延長することができます。加えて、このボルボホイールローダは、全く新しい始動方式を採用しています。ボルボアーティキュレートダンプトラックと同様に、イグニッションキーでマシンの電源をオンにできるようになりました。各シフト前にキャブに乗り込む前に、地上からメインスイッチをオンにする必要はありません。スタートアップとシャットダウンの手順が簡単になるだけではありません。メインスイッチがオンになっていたために夜間にバッテリーが消耗してしまうリスクも避けることができるのです。この新しい始動方式は、技術者の安全も考慮しています。ロックアウト-タグアウト(LOTO)機能を標準装備しているため、サービススイッチをオフ位置に維持することが簡単になります。そのため、メンテナンス作業中に想定外のエネルギー放出が起こるリスクを回避できます。
少ない燃料でさらに多くの作業をこなす ― パワフルなエンジン、最適に統合できる第2世代のOptiShift、マシンに適合するボルボアタッチメント、エコペダル、引き摺り損失を低減する乾式パーキングブレーキも装備できます。
積み込みサイクルを最適化する積載アシスト ― 12インチのキャブ内ディスプレイ、Volvo Co-pilotが提供する機能です。さまざまなスマートアプリにアクセスし、作業効率を高めることができます。インストールすると、バックカメラとレーダー検知システムがVolvo Co-pilotに統合されます。
厳しい用途で強みを提供できるようボルボのユニークなトルクパラレル (TP) リンケージはリフト作業全般で卓越した掘起トルクと水平動作を提供します。このリンケージにより積み込み時と運搬時の安定化を図るとともに、バケットのすくい作業が容易になりました。長期間にわたり性能を維持できるよう、リフティングアームの各ピンにダブルシーリングを採用しています。専用設計のアタッチメントで、さまざまな用途に対応。リンクアームのジオメトリ、ブレークアウトおよびつり上げ力を含むマシンのパラメータに、サイズとデザインが理想的にマッチするアタッチメントを備えた、信頼性の高いユニットを形成してください。また、適切なアタッチメントがない場合、ボルボはお客様の特定の要件に合わせてカスタマイズすることができます。
このボルボホイールローダは、人間工学的に優れた「賢い」キャブが自慢です。電気式サーボコントロールにより、高度なカスタマイズやブーム/バケットのレベリング、3種類の油圧応答モードの選択が可能になっています。オプションのコンフォートドライブコントロールを使用すれば、レバー1本でマシンを操縦することができます。これは、速いペースでトラックへの積み込みを行う際に特に便利です。調節式アームリストとレバーはシートに取り付けるため、最適の姿勢を簡単に決めることができます。
作動中に自動的にエンジン再生を行い、サービス間隔は1,000時間。このボルボホイールローダなら、停止時間を最小化できます。また、重要なコンポーネントに簡単にアクセスできます。エンジンフードは電動で開き、キャブは油圧で30°~70°の角度に傾斜。クーラー設備の取り外しはスライド式です。摩耗インジケーターがホイールのそばに配置されているため、ブレーキの状態チェックが容易です。このエンジンは、燃料プライミング用の電気式ポンプも装備しているため、手動式ポンプよりもすばやくプライミングを完了できるようになっています。