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ボルボ建機、日本最大の電動ショベルを発売

昨年、ボルボ建機から日本初の電動機が発売されたのに続き、日本導入3台目となる、これまでで最大規模のモデルを導入する。EC230エレクトリック・ショベルは、5月に開催されるCSPI-Expoで発表される予定であり、これに先立ち、日本の現場に最初の1台が投入される。EC230エレクトリックは、北米と一部の欧州市場に続き、アジアで初の導入となる。
The EC230 Electric

ボルボ建機のアジア全域での電動機展開の勢いは止まらず、EC230エレクトリック・ショベルの日本での発売を予定。同機は東京で開催される今年のCSPI-EXPOで来場者に公開され、日本への商業導入を記念する。

本機は北米と、一部の欧州市場で始まった商業導入に先立ち、2021年に中国のプロジェクトで試験運用された。日本での発売はアジア初で、日本国内で入手可能な、最大規模の電動ショベルとなる。

EC230 エレクトリックは、ボルボ建機が初めて大型掘削機を電動化したもので、特筆すべき進歩となる。

中国での2ヶ月のパイロット・プロジェクトの間、22トンのEC230エレクトリックは、顧客の視点から製品と技術に関する可能な限りのフィードバックを収集するため、実際のアプリケーションで働いた。

「日本では、ゼロ・エミッションを実現する電動建設機械に大きな関心が寄せられています。 CSPI-ExpoでEC230 エレクトリックを発表し、市場に投入することは、2040年までにネット・ゼロ・エミッションを達成するというボルボ建機のコミットメントの証です。2023年に初めて電動機を市場に導入して以来、お客様からの好意的なフィードバックに励まされてきました。EC230 エレクトリックが加わることで、日本市場のニーズに応える持続可能な選択肢を提供し、顧客ベースをさらに拡大できると確信しています」と、ボルボ建機、ヘッド・オブ・マーケット・ジャパン、東海林 勇は述べた。

EC230 エレクトリックは2024年5月から日本で市販され、顧客の関心は高い。当初は5台の機械が用意され、ローカル・ディーラー山﨑マシーナリーを通し、レンタルベースで提供される。既に2台が西尾レントオールを通じて長期レンタルされ、更に1台が大手建設会社に納入、様々なプロジェクトで使用される予定だ。他の台数については、更なる協議が進行中である。企業が持続可能性目標を達成するために努力を続けている日本は、EC230エレクトリックにとって絶好の出発点である。日本は、科学的根拠に基づく目標イニシアティブ(SBTI)に取り組む企業の数がアジアで最も多く、そのレベルは北米や欧州の市場に匹敵する。

技術詳細

EC230 エレクトリックは、通常のディーゼルエンジンを搭載したボルボ・クローラーショベルEC230の確立された技術を活用し、堅牢なパワーと電動化の付加的な利点を融合しています。EC230 エレクトリックは、騒音と振動が低減され、電気モーターによって油圧の応答性が向上します。これは、キャビン内、現場共に、作業環境の向上に貢献します。

運転重量は23,000~26,100 kg、バケット容量は0.48~1.44 m³で、EC230の吊り上げ能力は7,560 kgです。また、深さ6,730 mmまで掘削可能で、掘削リーチは9,930 mmです。機械幅は2,990 mmで、テールスイング半径は最大2,850 mm。EC230 エレクトリックのバッテリー容量は264 kWh、バッテリー電圧は600 Vで、稼働時間は用途に応じて最大5時間です。

ボルボのマシンとサービスについては、こちらをご覧下さい。https://www.volvoce.com/japan/ja-jp/products/electric-machines/

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