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EW60Eが切り拓く建設現場の新しい常識

EW60Eを文字通りマルチに使いこなす会社があると聞き、長野県木曽郡に行った。 今回の現場は60年の歴史を持つ、木曽駒高原カントリークラブ内である。 名古屋から車で2時間ほどという立地のためか、名古屋ナンバーの車も目立つ。 四方を木曽山脈に囲まれた絶好のロケーションのゴルフ場である。

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EW60Eの所有及び、施工するのは長野県木曽郡の株式会社下畑住宅設備。長野県南部エリア の土木、建築、上下水道、建築設計・施工、リフォームなど工事全般を請負う会社である。オ ペレーターは代表取締役の下畑貴氏。 施工内容は木の伐採と草刈り作業。持込んだアタッチメントは3種類。直径230mmの立木を 切断できる伐倒アタッチメント、草刈りアタッチメントが2種類。 準備、移動の段階でまず思うのは、EW60Eのようなホイール式油圧ショベルでこその現場だ ということだ。移動はゴルフ場内の道路を使用するが、クローラー式の機体であれば移動のた びにトラックの荷台の積み下ろしが入る。それが無いことでスムーズに効率の良い動きが可能 になるからだ。

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5㎝から17cm程度の木を15本、立木切断のグリップカッターがあっという間に切ってゆく。 アタッチメントで木を掴み根元近くの刃で挟み切る。切った木はそのままホールドした状態で 横のほうに避けておく。 伐倒アタッチメントの作業は終了。チルトローテーターに戻してから、次は草刈り作業現場に 移動。

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まずは草刈り用破砕アタッチメント、パワー・グラス・チョッパーに交換して作業。 雑草といっても茎の太さ、硬さは異なる。笹などは茎が細くても固いので厄介だし、雑木とい われる2m以上はあろうかという細い木になっているものまでさまざまだ。これらをすべて刈 るのである。アタッチメント内部にはハンマーブレードという強力な刃がついており、高く伸 びた雑木も上から刈ってゆく。アタッチメントの性能もさることながら、EW60Eのパワーと アームの作業範囲の良さも際立っていた。 途中からバリカン型万能剪定草刈機、Tトリマーに付け替えて草を根元近くから刈る。 パワー・グラス・チョッパーが上から刈るタイプなら、Tトリマーは下から刈るタイプだ。

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この二つを使い、除草作業を行う。言うまでもないことだが、人が手で刈ってもこのパワーと 効率には及ぶべきもない。 草刈り作業の途中から、ギャラリーが増えてきた。別の会社の作業員が見学にやってきたから だ。ボルボの機械、アタッチメント、作業精度など興味津々の様子である。作業を確認してい た木曽駒高原カントリークラブの営業本部長 加納宏幸氏と下畑氏で作業や機械の説明を行う 一幕も。

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作業に区切りがついたところでお話 をうかがった。 株式会社下畑住宅設備のある長野県 木曽郡は日本独特の和風建築が多く 残る地域だ。解体、新築はもちろ ん、既存の建築に増築、水回り設備 のリフォームは同社の得意とすると ころである。 前社長、現取締役会長 下畑勝氏は、 直接口に入る水道水を守るという使 命感を強く持ち、地域で信頼される住宅設備会社として誇りを持っているという。 また現社長 下畑貴氏は高校卒業後、一旦は自衛官となったが、家業を守るために2年の任期 で退官、家業に携わる。趣味はラジコンの飛行機などの作成操縦。モノづくり全般が好きな下 畑氏は家業の工事業でも頭角を現す。平成13年には、1級建築配管工長野県技能競技大会1位 を受賞したこともある。平成22年3月に社長就任し、現在にいたる。 ボルボ発祥の地、スウェーデンではオーナーオペレーターが多い。買うのも自分、使うのも自 分、そしてアタッチメントの交換などで、あらゆる作業に対応するのだ。 下畑氏の使い方はまさにそれ。オイルクイックの自動システムでアタッチメントの交換も迅速 にできるようにしている。アタッチメントの種類は17個。 今回使用した伐採や草刈り以外にも、管堀用の幅の狭いバケット、敷き均し、転圧用のものな どを駆使しているのだ。 「様々なアタッチメントを手早く交換できるように株式会社 寿さんに相談して揃えました」 株式会社 寿は建設機械販売修理を手掛ける会社だ。今回のEW60Eの導入に際し、アタッチメ ントの選定、調達の相談を引き受けた。メンテナンスや小さなカスタマイズや調整など、細か い部分についてもバックアップしてくれるので心強いと下畑氏は語る。

「様々なアタッチメントを手早く交換できるように株式会社 寿さんに相談して揃えました」 株式会社 寿は建設機械販売修理を手掛ける会社だ。今回のEW60Eの導入に際し、アタッチメ ントの選定、調達の相談を引き受けた。メンテナンスや小さなカスタマイズや調整など、細か い部分についてもバックアップしてくれるので心強いと下畑氏は語る。 キャビン内はきれいで大事に乗っていることがよくわか る。シートには迷彩柄のカバーが掛けてある。聞くとト ラック用のシートをネット通販で用意。床のマットは キャビンのに形に合わせてカットして敷いたという。細 かい角もきっちり合わせてある。 「せっかく買った大切な機械だもの。きれいに大切に使 いたいでしょう」 「きれいに使っていると、小さな変化に気づきやすくな ると考えています」 小さな違和感に敏感になると、トラブルの予防になると 下畑さんは語る。建築業も手掛けるので、戸建て住宅の 引き渡しまで細心の注意を払い施工する。1年後、2年 後に修理に行くと、トイレなどの水回りをきれいに使っ ているお客さんを見ると嬉しくなるという。

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