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ECR355EL初導入。ICT建機が導く、新たな土木施工の未来

大型クローラ式油圧ショベル、ECR355ELが納車されて最初の現場があるということで静岡県 沼津市を訪れた。 今回の現場は学校の解体、建て替えに伴う土工の現場だ。 請負うのは有限会社三輪建設(代表取締役社長 三輪暁生)敬称略 有限会社三輪建設は2005年設立のICT建機を活用した土木工事から構造物の構築までをトータ ルで施工する。同社はこのほかに地盤改良事業や、農業生産事業も行う、文字通り土に強い会 社である。 そこにECR355ELを導入したことにより、災害復旧現場や大型土工工事にも対応できるなど、 新たな営業ツールとなったと三輪社長は語る。 導入について聞いてみると、当初は 20tクラスの0.7m3バケットの後方小旋回タイプを検討し ていたという。 ECR355ELは32tクラスの1.4m3バケットでありながら、後方小旋回、さらに排土板もついて いる。と、(日本)国内メーカーにはない仕様であったこと、それにより作業効率が上がるこ となどが決め手になったという。 国内のメーカーは各社一通り導入済だがVOLVOは初めて。初めての”外車”は不安がなかったか 聞いてみると、 「不安ですか?一番大きいのは燃費について。その辺がどうなのか気になりましたが、何度か 試乗させてもらって結構音も静かですし、日本より欧米の方がCO2などの環境問題については 先に対応している。この辺りも含めてSKYの佐藤氏の説明を聞いて、心配ないと感じました。 メンテナンスや修理のサポート体制も同じ静岡県内にあるので心強い。じゃぁ、導入してみよ うと」

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実はそこを思い切れるか否かは大きな分かれ目である。特に日本人は前例のないものの導入に 二の足を踏むことが少なくない。そこを聞いてみると 「そこは考え方だと思うのですが、お金を貯めていつかいい機械を買うのか、先に投資をして いいものを導入する。そしてこれだけのことができるようになり仕事の幅が広がることから新 しい提案ができるようになることが大きいと思う。多少苦しくても良い機材を買って、早く稼 働した方が今後の受注増につながる場合もありますからそこを期待しています。」 「人が持ってないのがいいし、何よりも中部地区初導入というのがいい」 バケットの爪は特殊仕様。 土工で使用する場合、通常爪から平爪に変更することはよく行われる。 三輪建設で使用しているのは、通常爪に鉄板を溶接した”カスタマイズ平爪”だ。 機械が大きくパワーもある為にバケットに合わせて硬い素材で加工してある。

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摩耗や破損などのメンテナンスも考慮して爪1本1本に 溶接している。 納入したSKYの佐藤氏にこのような相談をしやすいこと も導入の後押しになった。 同社は前述のとおり国内メーカー各社の建設機械を所有 している。今回、VOLVOも加わり、オペレータは混乱 しないのか、操作性も含めて聞いてみた。 現場によって稼働している機械が違うので、そもそも大 きく混乱はしない。これがすべてを一社に統一してある と、違うメーカーの機体に乗ると違和感を覚えるもので すが。 今回も逆ハンドル車に乗ったような感覚は若干感じたも のの、いつもと同じで着席して1分ほどで頭の中は切替 えができました。

キャビンからの視認性もよく、居住性も快適。 国内の同じくらいのクラスと比べても、小旋回タイプで、必要以上に後方の振れ角を気にしな くてもいいのはストレスフリーとのこと。 まだ乗り始めたばかりなので、と中村さんは言うが、ECR355ELの実力は十分感じているよう だ。 施主、元請け、他の業者にしても、同地区で見かけないVOLVO機については興味を寄せてい るようだ。 他の機械と比較して騒音や仕上げ、パワーや無駄のなさなどが理解されてきたらこっちのも の。 VOLVOでの施工がよかったから、またお願いしようか。といった好循環が生まれる。 この現場の後も使用予定が組まれており、小旋回の小回りの良さとパワーを発揮して活躍をし てくれるだろう。 納車されたら意欲的に使って、VOLVO建機の良さを認識してもらう。この機体が三輪建設の 中核機となる日も遠くなさそうだ。

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