ボルボ建機は、日本で販売された同社最大の掘削機を納入し、大きな節目を迎えた。EC750ELはレンタル会社EPRのもので、同時にA45Gアーティキュレートハウラーも納入された。同社は、福島県福島市にある巨大な再生可能エネルギーの現場で、地盤工事をスケジュール通りに進めるために両機を使用している。
日本マーケットディレクター/東海林氏曰く、
「このプロジェクトは、日本のボルボ建機にとって重要なプロジェクトです。EPRは、日本最大のボルボ・ショベルを使用することに加え、最適なパフォーマンスを発揮するため、A45Gアーティキュレートハウラーを組み合わせ稼働させています。ボルボ建機のアーティキュレートハウラーは、日本では確固たる評判を得ていますが、ボルボの掘削機を一緒に使用する際の利点については、あまり理解されていません。両機の生産性はこれまでのところ素晴らしく、他の企業も注目してくれると信じています。」
この現場にはボルボ建機10台を含む、約60台の機械が稼働。地形は険しく、滑りやすい山岳地帯だが、業界をリードするボルボ・アーティキュレートハウラーの機動性なら問題ない。EPRは、主契約者である子会社EPSに、この現場で使用する全機を供給している。
現場でA40Gに積み込むEC750EL
EPRは長年に渡り、ボルボのアーティキュレートハウラーを使用してきた。最初に投資したのはA25EとA40Eで、その後A25FとA40Fに移行し、両機を大量に購入。経験と最新のA45Gの購入により、同社はボルボの掘削機にも注目するようになる。
このプロジェクトの総面積は345ヘクタールで、そのうち60ヘクタール近くで土工事が必要。このメガソーラー発電所の出力は最終的に約40MWとなる。工事は2022年に開始し、約5年間続く。容量450Wのソーラーパネルが13万枚以上設置される予定。
ボルボ建機がこのプロジェクトに参加することは、科学的根拠に基づく目標(SBT)イニシアチブに沿ったものである。2013年以降、日本は太陽光発電への投資を加速させており、よりサステナブルな社会を目指す日本では、推定572社がSBTiプログラムに登録している。
日本マーケットディレクター/東海林氏曰く、
「ボルボ建機の先進的な機械は、このようなプロジェクトを実現する技術と力を持っています。今後も同様の取り組みに参加する機会があると信じています。」
ボルボの機械とサービスについては、以下をご覧ください。
EC750E | 油圧ショベル | 概要 | Volvo Construction Equipment (volvoce.com)
A45G | アーティキュレートダンプトラック | 概要 | Volvo Construction Equipment (volvoce.com)